2010 R.H.D

取り付けインストラクション

Installation instructions, accessories
Volvo Car Corporation Gothenburg, Sweden
V50 2010

インストラクションナンバーグレードパーツ ナンバーClick to download PDF-version of this Installation Instruction
307862111.29487264, 30765936
フロントパーキングアシスタンス




装備
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概要

  • 取り付けを開始する前に、作業説明書をすべて熟読する。

  • 通知及び警告文は安全のためであり、取り付け時に何かを破損する可能性を最小限にとどめるためである。

  • 取り付けを始める前に、作業手順に記載されているすべてのツールが利用可能であることを確認する。

  • 手順のいくつかのステップは、画像のみで表されている。複雑なステップについては、説明文も記載されている。

  • インストラクションまたはアクセサリーに関して問題がある場合、最寄りのボルボディーラーに連絡する。

 

準備、センサー

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準備、センサー

  • クレードルを清潔にする。イソプロパノールを使用する。

  • 乾燥させる。

  • 清掃した面に接触しないようにする。

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  • 図示されている表面に活性剤を薄く均一に塗布する。10分以上乾燥させる。

  • 活性剤(8637076)を使用する。

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  • センサーを清掃する。イソプロパノールを使用する。

  • 乾燥させる。

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  • ガラスペーパー(P1000)を使用して、表面を慎重に研磨する。

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  • 再度センサーを清掃する。イソプロパノールを使用する。

  • 乾燥させる。

  • 清掃した面に接触しないようにする。

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  • キットからフォームテープを4枚取り出す。

  • テープから茶色の保護フィルムを剥がし、ホルダーの前面にテープを貼り付ける。

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  • 清掃したプラスチック表面にプライマーを薄く均一に塗布する。


    注意!

    センサーの中央部は塗布しない。


  • プラスチック用接着プライマー(P/N: 31335448)を使用する。


    ヒント

    プライマーを缶のキャップ内に吹き付けて、ブラシで塗布する。



    注意!

    塗装する前に、+20°C以上の温度で10分間乾燥させる。



注釈!

スプレー缶に記載されている説明も読む。


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  • 清掃した面にプライマーを塗布する。プラスチック用接着プライマー(P/N: 31335448)を使用する。


    注意!

    塗装する前に、+20°C以上の温度で10分間乾燥させる。


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注意!

接続部の接触面を塗装から保護する。


  • 車両と同じカラーコードの塗料でセンサーを塗装する。

  • ボルボタッチアップペイントを使用する(ベースコートのみを使用する)。

  • ボルボ2-Kワニス(P/N: 31335447)を使用する。


注釈!

スプレー缶に記載されている説明も読む。


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  • 車両と同じカラーコードの塗料でホルダーを塗装する。

  • ボルボタッチアップペイントを使用する(ベースコートのみを使用する)。

  • ボルボ2-Kワニス(P/N: 31335447)を使用する。


注釈!

スプレー缶に記載されている説明も読む。



注意!

塗料を重ねすぎると全く機能しない、又は部分的に機能しなくなる恐れがある。


 

準備作業、助手席コンパートメント

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準備作業、助手席コンパートメント

  • イグニッションキーをポジション0に回す。


注釈!

コネクターの分解や他の電装品の取り外しは、最低3分待ってから行う。


 
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注釈!

手順には、左ハンドル車の図が表示されている。右ハンドル車の場合には、車両の左側で手順を実施する。


  • パネルを取り外す。

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  • クリップが外れるように、まず前端を引き、次に真上に引いてシルモールディングを外す。

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  • フロントマットを固定しているクリップを取り外す。

  • 内部にあるバルクヘッドパネルに手が届くように、フロアマットを折り畳んでおく。

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  • 右サイドクッションの上端をつかむ。サイドクッションを前に引き、裏側のクリップを外す。

  • サイドクッションを上にスライドする。サイドクッションを取り外す。

    右ハンドル車に適用

  • 両側のサイドクッションを取り外す。

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  • 内側のクリップが外れるまで、右リアドアのシルトリムパネル上端を内側に引く。次に、下側の残りのクリップ2個が外れるまで、パネルを引き上げる。

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  • 右フロントドア後端と右リアドア前端のラバーモールディングを引っ張って外す。すると、Bピラーの下側パネルが外れる。

  • 下部クリップ2個が外れるまで、Bピラーの下部パネル下端を引く。

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  • リアシートクッション及びバックレストを前に動かす。

 

カーゴコンパートメント、準備作業

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カーゴコンパートメント、準備作業

V50に適用する。

  • カーゴコンパートメントのカーペットを外す。

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  • スクリューを取り外す。

  • カバーパネルを引き上げ、内側の4つのクリップを外す。パネルを取り外す。

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  • 荷物固定アイレットを引き出す。

  • カバー上部(1)の穴に角度のついた先端を持ったスクライバーを挿入する。スクライバーを回し、先端がカバーの裏側にかみ合うようにする。カバーを剥がす。

  • 荷物固定アイレットからスクリューを取り外す。

  • スクリュー(2)を取り外す。

  • サイドウインドーのリア/底面の2つのクリップ及びDピラーの底面のクリップが外れるように、サイドパネルの上部を引っ張って外す。

  • あれば、12 Vソケットのコネクターを外す。

  • サイドパネルを取り出す。

 
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S40に適用する。

  • カーゴコンパートメントのカーペットを持ち上げて外す。

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  • テールゲートのシルトリムパネルにあるフロントエッジ/ボトムエッジの2つの外部クリップを緩める。

  • ウェザーストリップツールを使用して、シルトリムの一方のコーナーをこじり上げ、同じ側の2本のクリップを外す。

  • シルトリムパネルの反対側を引き上げ、残り2つのクリップが外れるようにする。シルトリムパネルを取り外す。

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24B
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図 A

図 B

  • 車体にサイドパネルを固定している、4個のクリップ(1)を取り外す(図A参照)。

  • 図Aで、マウンティング(2)から、パーセルシェルフパネルの前端のフックを外す。パーセルシェルフパネルとCピラーのパネルから、サイドパネルを引き外す。

  • 図Bで、パーセルシェルフ下にあるマウンティング(3)からサイドパネルのフックを外す。

  • あれば、12 Vソケットのコネクターを外す。

  • 図Aの通りに、荷物固定アイレット(4)からサイドパネルのフックを外す。サイドパネルを取り外す。

 

バンパーカバーの準備

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バンパーカバーの準備

全モデルに適用

  • バンパーカバーの下端にエアバッフルを固定しているボルト4本を取り外す。

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    取り外し:

  • クリップ(1)。クリップの中央を押し込み、真上に引き上げる。

  • スクリュー(2)2本。

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  • ウォッシャーノズルのカバーを取り外す。


    ヒント

    慎重にカバーをつかむ。下側からキャッチに手が届くようになるまで、カバーを引き出す。


    キャッチを押し上げて、カバーを外す。塗装面及びウォッシャーノズルを破損しない。

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  • バンパーカバー内側の4つのマーキングを見つける。スクライバーを使用して、中央に印を付ける。

  • Ø3 mm(1/8")のドリルビットでマーキングに穴を開ける。バンパーカバーの内側から開ける。

  • ドリルで穴を開ける。Ø8 mm(5/16")のドリルビットを使用する。

 
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  • 穴パンチツールP/N 9814069を使用して、バンパーカバーに穴を開ける。穴パンチツールのスリーブとボルトは、カバーの内側に来なければならない。

  • 必要に応じて内側のバリを除去する。

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  • 穴の周辺部を清掃する。イソプロパノールを使用する。

  • 乾燥させる。

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  • 穴の周辺部に、センサーホルダーよりも少し広い範囲で、活性剤を薄く均一に塗布する。10分以上乾燥させる。

  • 活性剤(8637076)を使用する。

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  • プラスチックメンバー(減勢装置)上にある2つの印を見つける。糸のこを使用してマーキングに従って切り取る(外側部を通してのみ)。


注釈!

車両によっては、プラスチックメンバーの代わりにフォームメンバーが利用されている場合がある。


  • 衝突部材からフォーム部材を取り外す。

  • 2箇所あるマーキングに従って、フォームメンバーを貫通するように、内部センサーを取り付けるためのカットアウトを切り取る。

  • フォーム部材を再取り付けする。

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  • フォームメンバーに、ケーブルハーネス用に2箇所のカットアウトを切り取る。カットアウトは、25mm(1")幅で15mm(9/16")の深さでなければならない。

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センサーホルダー、センサー、及びケーブルハーネスの取り付け

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センサーホルダー、センサー、及びケーブルハーネスの取り付け

  • フランジの小さな部分を上に向けて、センサーホルダーを取り付ける。センサーホルダーの上端は、バンパーと水平に一直線上に並んでいなければならない。

  • テープが接着できるように、各センサーホルダーのフランジを押し入れる。


注釈!

テープは直ちに接着する。センサーホルダーの位置が正しくないと、センサーは全く機能しない、又は部分的に機能しなくなる恐れがある。


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  • キットからケーブルハーネスを取り出し、センサーへのコネクターに接続する。

    ストレート型のコネクターが左側に来るように、センサーを配置する。

  • 接続するとカチッという音が聞こえるはずである。音がすれば、キャッチがロックしたということである。

  • かみ合うように4つのセンサーを取り付ける。


注釈!

左ハンドル車では、大型グレーコネクターが右側に来るようにし、右ハンドル車においては左側に来るようにする。


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  • 活性剤(P/N 8637076)を塗布し、マークのある位置にブチルテープを貼る。

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  • 2個の中央センサーの側の最初のケーブルハーネスをブチルテープに貼り付ける。

  • 左側から始め、ケーブルハーネスの残りをブチルテープに固定する。

    右ハンドル車に適用

  • 右側から始め、ケーブルハーネスの残りをブチルテープに固定する。

 

ケーブル配線


注釈!

手順には、左ハンドル車の図が表示されている。右ハンドル車の場合には、車両の左側で手順を実施する。


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  • キットから短いケーブルを取り出す。

  • ヘッドランプ下の緩んだターミナルピンが付いた先端を引っ張る。

  • そのままケーブル(1)を車両の右側に沿って、エキスパンションタンク下を通すように、カウルパネルまで引っ張る。

  • ケーブルが隠れており、傷が付いたり磨耗したりしない様に配線する。ケーブルを固定し、動かない様にする。


注釈!

ケーブルが可動部品に横たわらないこと、または熱源に近すぎないことを確認する。


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注釈!

図は、車室内側から右側カウルパネルに穴を開ける様子を示す。


  • ドライバーを取り出し、カウルパネルの穴を覆っているラバープレートをこじり取る。

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  • ラバーグロメットの穴の位置を確認する。最初に穴の真上からインシュレーションパネルに小さな切り込みを入れ、穴の中央、そして真下へと続ける。

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  • カーペットタブを片側に押し、カウルパネルの穴にアクセスできるようにする。

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  • 断熱パネルに穴を開けるために、断熱パネルからエンジンコンパートメントへ貫通するような穴を開ける。

  • 断熱材に、ラバーグロメットよりも約20 mm大きな穴を切り取って開ける。

フューエルドリブンヒーター装着車に適用:


注意!

穴開けの際には、水ポンプに水平に接続された冷却水ホースを保護しておく。


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  • キットからラバーグロメットを取り出し、小さいラバーニップルの上部を切り落とす

  • ラバーグロメットを潤滑する。低温グリース(P/N 1161417)を使用する。

  • ケーブルをラバーグロメットの穴に通す。穴にラバーグロメットを取り付ける。

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    車室ヒーター装着車で、既存のラバーグロメットが使用されている車両に適用

  • 小さなラバーニップルの1つの上部を切り取る。

  • ケーブルをラバーグロメットの穴に通す。

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  • ラバーグロメットの穴からケーブルを引き出す

  • キットからコネクターを取り出す。

  • キャッチを外す。

  • コネクターにケーブルエンドピンを取り付ける。

  1. 青(Blue、BL)

  2. 緑(Green、GN)

  3. 紫(Violet、VO)

  4. 黄(Yellow、Y)

  5. 白(White、W)

  6. 黒(Black、SB)

  • コネクターのキャッチを押し戻す。

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  • キットから長いケーブルを取り出し、先ほど用意したコネクターに接続する。

  • ケーブルをフロアマットの内側、後方へと配線する。

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    右ハンドル車に適用

  • リアシートのバックレストを一時的に折り畳む。

  • フロアカーペットとBピラーパネルの内側のケーブルを右側へ引き出す。

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  • 右側リアホイールアーチの後端に向けて、ケーブルをフロアカーペットと下側Bピラーパネルの内側にはわせる。その後カーゴコンパートメント内の既存のケーブルハーネス沿いに、ケーブルを配置する。


注意!

ケーブルが、挟まれたりこすれたりしないように配置されているか確認する。


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  • 配線済みのケーブルをパーキングアシスタンスモジュール(PAM)の中央の接続部に接続する。モジュールは、カーゴコンパートメントの右側、ホイールハウジングの背後にある。


注釈!

コネクターが所定位置にはまり、確実に取り付けられていることを確認する。


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  • バンパーを車両に押し付けて支えながら、センサーケーブルのコネクターを車両に固定されているコネクターに接続する。

  • メンバー(1)に組み立てたコネクターを固定する。コネクターの各側にタイストラップを使用する

  • バンパーカバーをガイドまで導く

  • バンパーカバーを正しい位置にスライドさせる。

  • 取り外し手順を逆の順序で行って、バンパーカバーを元通りに取り付ける。

 

仕上げ作業

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仕上げ作業

  • センサーケーブルがこすれたり音を出さないように、クランプで固定する。

    再取り付け:

  • ダッシュボードエンドフェースのパネル。

  • Bピラーパネル及びウェザーストリップ

  • シルトリムパネル

  • サイドクッション

  • カーゴコンパートメントのサイドパネル

  • 荷物固定アイレット内のスクリュー、締め付けトルク:24 Nm(18 lbf.ft.)(V50に適用)

  • テールゲートのシルトリムパネル。

  • トランクルームマット

  • VIDAのサービスインフォメーションに従って、アクセサリー機能のソフトウェアをダウンロードする。