2008 R.H.D

取り付けインストラクション

Installation instructions, accessories
Volvo Car Corporation Gothenburg, Sweden
S80 2008
S80 (07-) 2008

インストラクションナンバーグレードパーツ ナンバーClick to download PDF-version of this Installation Instruction
312701631.531296564, 31296561
パークアシスト、カメラ




IMG-258000




装備
A0000162
A0000163
A0000161
A0000192
IMG-239446
A0000170
A0000214
A0000177
IMG-242205

IMG-273803

IMG-213320


 
  

概要

  • 取り付けを開始する前に、作業説明書をすべて熟読する。

  • 通知及び警告文は安全のためであり、取り付け時に何かを破損する可能性を最小限にとどめるためである。

  • 取り付けを始める前に、作業手順に記載されているすべてのツールが利用可能であることを確認する。

  • 手順のいくつかのステップは、画像のみで表されている。複雑なステップについては、説明文も記載されている。

  • インストラクションまたはアクセサリーに関して問題がある場合、最寄りのボルボディーラーに連絡する。

 

準備

1
IMG-335491
 

準備

  • 左フロントシートを最後部に動かす。

  • イグニッションキーをポジション0にする。

  • バッテリーのマイナスリード線の接続を外す。


注釈!

コネクターの切り離しまたは他の電気装置の取り外しを行う場合、1分以上待ってから作業を始めてください。


2
IMG-254043
 

  • トランクリッドパネルから警告表示板を取り外す。

  • まず上にスライドしてから、ウェザーストリップツールで下端を外側に曲げて、トランクリッドのインナーハンドルを取り外す。


    注釈!

    内側のハンドルは再使用しない。新しいハンドルがキットに含まれている。


3
IMG-254044
 

  • 警告表示板ホルダーのクリップから中央のピンを引き抜いて、クリップを取り外す。

4
IMG-254045
 

  • トランクリッドパネルからクリップを取り外して、パネルを取り外す。

5
IMG-249177
 

  • カーゴコンパートメントカーペット (1、2) を折りたたんで、取り外す。

6
IMG-226721
 

  • トランクリッドの開口からゴムウェザーストリップを取り外す。

7
IMG-226722
 

  • トランクリッドのシルトリムパネルを取り外す。これは、前端のクリップ2個 (1) と後端のクリップ2個 (2) で固定されている。

8
IMG-254103
 

  • シートクッション(1)を取り外す。前端を引き上げてから前方に引き、持ち上げる。

  • シートクッションの下にある、シートヒーターのコネクター2個を外す。

9
IMG-257670
 

  • バックレストを前方に傾ける。

  • サイドボルスターのガイド (1) から、シートベルトを取り外す。

  • サイドボルスターの上部側面から手を入れる。キャッチをしっかりと押し入れて、反対側のキャッチ2個が外れるように、ボルスターの上端を強く引く。下端のマウンティングからボルスターを持ち上げる。

10
IMG-254105
 

  • サイドパネルの上端にあるクリップ3個と、下端のプラスチックナット4個を取り外す。

  • カーゴコンパートメントライトのコネクターを取り外す。

  • サイドパネルを取り出す。

  • もう一方の側でも手順を繰り返す。

11
IMG-254106
 

  • リアフェンダーの後端から 30 mm (1 3/16 ")の距離を測り、後端と平行に短い線を引く。テープ片でマーキングを付ける。

  • ガスシリンダーブラケットの後端から上で引いた線まで、 30 mm (1 3/16 ")の距離を測る。線が公差する部分に、穴の中心をマーキングする。

  • Ø3 mm (1/8") のドリルを使用して、予備の穴を開ける。


    注釈!

    5 mm (3/16 ") のドリルストップを使用する。


  • Ø8 mm (5/16 ")のドリルで穴を広げ、ホールパンチのプルスクリューが挿入できるように、さらにØ12 mm (15/32 ") に広げる。


    注釈!

    塗装を傷つけない。


  • 削り屑があれば取り除く。

12
IMG-254107
 

  • ホールソービット(品番9997241 (Ø28.6 mm (1 1/8")))を使用し、穴を拡大する。

  • やすりで、穴の端のバリを取る。

  • 削り屑があれば取り除く。

  • 穴の端にプライマーP/N 9437350を塗布して乾燥させる。

13
IMG-254108
 

  • 図に従って、トランクリッドの右フロントコーナーに、ゴムグロメット用の穴の位置を測り、その中心にマーキングする。

  • Ø3 mm (1/8") のドリルを使用して、予備の穴を開ける。


    注釈!

    5 mm (3/16 ") のドリルストップを使用する。


  • Ø8 mm (5/16 ")のドリルで穴を広げ、ホールパンチのプルスクリューが挿入できるように、さらにØ12 mm (15/32 ") に広げる。


    注釈!

    塗装を傷つけない。


  • 削り屑があれば取り除く。

14
IMG-254109
 

  • ホールソービット(品番9997241 (Ø28.6 mm (1 1/8")))を使用し、穴を拡大する。

  • やすりで、穴の端のバリを取る。

  • 削り屑があれば取り除く。

  • 穴の端にプライマーP/N 9437350を塗布して乾燥させる。

15
IMG-254110
 

  • ナンバープレートライトのコネクターを抜く。

16
IMG-254111
 

  • トランクリッドとナンバープレートライトパネルから慎重にこじり出して、トランクリッドのトリムストリップを取り外す。これはしっかりと固定されているため、破損しやすい。キットには新しいストリップが入っている。

  • ホットエアガンで加熱して、トランクリッドからテープの残渣を取り除く。80°C以上には加熱しない。

17
IMG-254112
 

  • ナンバープレートライトパネルからボルト4本を取り外し、ナンバープレートライトパネルを取り外す。

  • トリムストリップが破損したら、破損部分を取り外す。

18
IMG-254113
 

  • 2個のキャッチが外れるまでウェザーストリップツールで慎重にねじり (1)、後方に引っ張って (2)、ダッシュボードの左側のエンドパネルを取り外す。

19
IMG-257671
 

  • まず中央クリップと一番後ろのクリップを慎重にこじり、左フロントドアのリアシルパネルを取り外す。

  • 後端が外れるまで、パネルを持ち上げる。

  • フロントとリアのパネルが両方とも外れるように、前端のクリップを引き外す。リアシルトリムパネルを前方に90°回して、取り外す。

20
IMG-255725
 

  • ドア開口の前端からウェザーストリップを取り外す。

21
IMG-255726
 

  • 後端を持ち上げ、中央のクリップが外れるまで後方に引き、左フロントドアの中からフロントシルトリムパネルを取り外す。次に、Aピラーパネルから斜めに引き下げる。

22
M8502823
 

  • 4個のクリップが外れるまで慎重に引き上げて、左リアドアのドア開口からシルパネルを取り外す。

23A
IMG-255727
23B
IMG-257672
 

手順23-24は左ハンドル車のみに適用

図 A

  • ステアリングコラムカバーの前にあるパネルを、まっすぐ後方に引いて取り外す。

図 B

  • ステアリングコラムカバーのラバーシールからパネル(8個のクリップで固定されている)を外す。

24
IMG-255729
 

  • コンバインドインストルメントパネルのボルト4本を取り外す。インストルメントパネルの上端とダッシュボードとの間にウェザーストリップツールを差し込んで端を外してから、引き出す。

  • 後側のコネクターを抜き、インストルメントパネルを脇に置く。

25A
IMG-255730
25B
IMG-255731
 

全モデルに適用

図 A

  • 図示のように、スピーカーグリルとダッシュボードとの間の接合部に、工具(P/N 9512943)を、かみ合うまで差し込む。


    注釈!

    グリルとダッシュボードとの間にはほとんどスペースはないので、グリルの塗装を破損させやすい。従って、ツールを差し込む前にグリルとツールとの間の接合部に紙かプラスチックの薄片を入れて、塗装を保護する。


  • フックがスピーカーグリルの下とかみ合うまで、ツールを90°ひねる。

図 B

  • スピーカーグリルが外れるまで引き上げる。スピーカーグリルは、クリップ6個で保持されている。ツールをクリップの近くへ移動させると取り外しやすくなる。


    注釈!

    ダッシュボードとグリルを傷つけない。


26
IMG-255732
 

  • スクリーン用ブラケットのボルト6本を取り外し、ブラケットを持ち上げる。

  • コネクターを取り外し、モジュールを脇に置く。

 

パーキングカメラの取り付け

27
IMG-255733
 

パーキングカメラの取り付け

  • ナンバープレート照明パネルにカメラ用の穴を開ける。次に、パネル内側の既存のマーキングを取り除く(図を参照する)。

  • 目の細かいやすりでエッジを平らにする。


    注釈!

    シールが破損するので、カメラを取り付ける面をたたいたり傷をつけないように注意する。


28
IMG-255734
 

  • Ø2.5 mm (3/32 ")のドリルで、突き出ているラグに穴を開ける。

  • 削り屑を、全て取り除く。

29
IMG-255735
 

  • キットからボルト2本とシールつきカメラを取り出す。

  • カメラの穴に、自由に回転するようにボルトをねじ込む。

  • 穴にカメラを差し込み、カメラがパネルと平行に締め付けられるように、ボルトを公差する順序に締め付ける。

30A
IMG-255736
30B
IMG-255737
 

図 A

  • キットから、ゴムグロメット2個の付いたケーブルハーネスを取り出す。短いケーブル端のあるゴムグロメット (1) をトランクリッドの中に入れる。

  • ヒンジセクションの内側の下端にケーブルホルダーを引っ掛ける。

図 B

  • 上端のストップがヒンジの切欠に入るように、ケーブルホルダーを配置する。

  • 上部がヒンジの上端に入るように、ケーブルホルダーを押し入れる。

31
IMG-255738
 

  • リアフェンダーの穴に長い方のケーブルを差し込み、ゴムグロメットを所定の位置にしっかりと押し入れる。穴の端の周囲のプライマーを損傷させない。


    注釈!

    穴の端の周囲の防錆剤を損傷させない。


32
IMG-256323
 

  • トランクリッドの右側にあるナンバープレートライトパネル用の穴に、ワイヤーを差し込み、トランクリッドの穴に向かって引き入れる。

33
IMG-255739
 

  • 通したワイヤーに、短いケーブルのコネクターをテープで巻き付けて固定する。

  • トランクリッドの中へケーブルを引き上げ、穴から引き出す。

34
IMG-255740
 

  • ワイヤーからケーブルを外す。

35
IMG-255741
 

  • トランクリッドにゴムグロメットをしっかりと押し入れる。


    注釈!

    穴の端の周囲の防錆剤を損傷させない。


  • 楕円形の穴からエッジクリップの付いたケーブルを取り出し、穴の端にクリップを押し入れる。


    注釈!

    トランクリッドを一杯に開いたときに、トランクリッドとフェンダーの間でケーブルが引っ張られないことを確認する。ゴムグロメット内のケーブルの長さを調節する。


36
IMG-255742
 

  • リアフェンダーのゴムグロメットから、既存のケーブルハーネスに沿って左テールライトまで、ケーブルを引き下げる。

  • キット内容のケーブルタイで、図示のようにケーブルを固定する。

37
IMG-255743
 

  • カメラを取り付けたナンバープレートライトパネルを取り出す。

  • 配線したリバースカメラ用ケーブルハーネスに、コネクターを接続する。

  • トランクリッドの穴から、ナンバープレートライト用ケーブルを入れる。

  • パネルを取り付けて締め付ける。ナンバープレートライト用ケーブルが挟まっていないことを確認する。

38
IMG-255744
 

  • イソプロパノールを使用し、トランクリッドのクロムストリップテープを貼るために印を付けた表面を清掃する。拭いて乾燥させる。

39
IMG-255745
 

  • キットから新しいトリムストリップを取り出す。粘着テープから保護フィルムをはがす。

40
IMG-255746
 


注釈!

取り付け中、下敷き表面の温度は、+15°C (59°F)以上を維持する。


  • パネル上の対応する穴にトリムストリップクリップを差し込む。ストリップの位置決めピンがトランクリッドの穴と合っていることを確認する。

  • トランクリッド全長に沿ってストリップを強く押し付けて、テープを貼り付ける。

41
IMG-255747
 

  • トランクリッドの内側に、ナンバープレートライトのコネクターを差し込む。

42
IMG-255748
 

  • トランクリッドの内側にパネルを取り付ける。

43
IMG-255749
 

  • 警告表示板ホルダーを取り付け、クリップの中央のピンを押し入れる。

44
IMG-255750
 

  • キットから新しい内部ハンドルを取り出し、トランクリッドに押し付ける。

  • 警告トライアングルホルダーと警告トライアングルをトランクリッドに再び取り付ける。

 

パーキングアシストカメラ(PAC)の取り付け

45
IMG-255751
 

パーキングアシストカメラ(PAC)の取り付け

  • キットから制御モジュールを取り出す。

  • イソプロパノールを使用して、コントロールモジュールの磨いた表面2箇所を清掃する。

  • 拭いて乾燥させる。

46
IMG-222282
 

  • キットからマジックテープを2枚取り出し、中央で切断して4枚にする。

47
IMG-222283
 

手順47-53はTRMモジュール非装備の車両に適用

  • 2組のマジックテープ同士を押し合わせる。

48
IMG-222285
 

  • 押し合わせたマジックテープ2枚の片面から保護フィルムをはがす。

49
IMG-255752
 

  • 制御モジュールの洗浄した面に、マジックテープを押し付けて貼付する。

50
IMG-255754
 

  • イソプロパノールを使用してテールライト下の表面を清掃し、拭いて乾燥させる。

51A
IMG-273804
51B
IMG-273823
51C
IMG-273824
 


注釈!

アダプターケーブルAは、以前のバージョンのパーキングカメラ用キットに含まれていた。

アダプターケーブルBは、より新しいバージョンのパーキングカメラ用キットに含まれていた。

どちらのバージョンも全車両に適している。


図 A

  • 前もって配線してあるケーブルハーネスコネクター(1)をコントロールモジュールの右側コネクターに接続する。

  • キットからアダプターケーブルA/Bを取り出し、緑色の大型コネクターを図の通りにコントロールモジュール上のソケットに接続する。

  • 左テールランプ下の電源用の、配線済みでテープで留めたケーブルハーネス上のコネクター(2)を、アダプターケーブル上の対応するコネクターに接続する。

  • キットに残っている長いケーブルハーネスを取り出し、コントロールモジュール中央のコネクターに、灰色のコネクター(3)が付いた端を接続する。

  • キット内のケーブルタイを使用して、アダプターケーブルの残りのコネクターを固定する。

図BはアダプターケーブルAを示す。

図CはアダプターケーブルBを示す。

52
IMG-255753
 

  • 上で貼付したマジックテープから保護フィルムをはがす。

53
IMG-273825
 

  • 図の寸法に従って、テールランプ下の平面のできる限り高い位置に、コントロールモジュールを上向きにしっかり押し付ける。

54
IMG-255757
 

手順54-69はTRMモジュール装備の車両に適用

  • TRMモジュールの上から、コネクター2個を取り外す。

  • リアランプ下のプレートのマジックテープからTRMモジュールを取り外し、脇に置く。

55
IMG-255758
 

  • 古いマジックテープは車体に残しておく。

56
IMG-222285
 

  • マジックテープから保護テープをはがす。

57
IMG-255759
 

  • マジックテープをパーキングアシストカメラ(PAC)の清掃した表面に押し付ける。

58A
IMG-273826
58B
IMG-273863
 


注釈!

アダプターケーブルAは、以前のバージョンのパーキングカメラ用キットに含まれていた。

アダプターケーブルBは、より新しいバージョンのパーキングカメラ用キットに含まれていた。

どちらのバージョンも全車両に適している。


図AはアダプターケーブルAを示す。

図BはアダプターケーブルBを示す。

  • 前もって配線してあるケーブルハーネスコネクターを、コントロールモジュール(1)の右側コネクターに接続する。

  • キットからアダプターケーブルA/Bを取り出し、緑色の大型コネクターを図の通りにコントロールモジュール上のソケットに接続する。

  • アダプターケーブルの対応する端子に、配線済みの電源用ケーブルハーネスのコネクター(2)を接続する。

  • キットに残っている長いケーブルハーネスを取り出し、コントロールモジュール中央のコネクターに、灰色のコネクター(3)が付いた端を接続する。

59
IMG-273864
 

  • テールランプ下の既存のマジックテープに、コントロールモジュールを強く押し付ける。

60
IMG-273865
 

  • イソプロパノールを使用して、コントロールモジュール上の印がついた表面を清掃し、拭いて乾燥させる。

61
IMG-255763
 

  • TRMモジュールから、マークの付いているマジックテープを取り外す。

62
IMG-222282
 

  • キットからマジックテープを2枚取り出し、中央で切断して4枚にする。

63
IMG-255764
 

  • イソプロパノールを使用して、TRMモジュール上の印がついた表面を清掃し、拭いて乾燥させる。

64
IMG-222285
 

  • 一方のマジックテープから保護フィルムをはがす。

65
IMG-255765
 

  • 図示のように、TRMモジュール上の他方のマジックテープ横に、マジックテープを貼付する。

66
IMG-255766
 

  • TRMモジュール上の2枚の既存のマジックテープに、2枚のマジックテープを押し合わせる。

67
IMG-255767
 

  • マジックテープから保護テープをはがす。

68
IMG-273866
 

  • 図示のように、コントロールモジュールの上にTRMモジュールをしっかり押し付ける。

69
IMG-273867
 

  • TRMモジュールの対応するソケットに、電源用アダプターケーブルの残りの緑色コネクター(1)を接続する。

  • TRMモジュールから取り外したグレーコネクター (2) を接続する。

70
IMG-273869
 

手順70-71は電源用にアダプターケーブルBを装備した車両のみに適用

  • アダプターケーブル内の長いアースケーブルをリアハーネスの右側に配線する。

  • ケーブルを接地ボルトの下側に接続し、ボルトを10 Nm (7.5 lbf.ft.)で締める。

71
IMG-273870
 

  • イソプロパノール で、リアクロスメンバー上のアースケーブルをテープ止めする箇所を洗浄し、拭いて乾燥させる。

  • 幅広のシルバー/布テープまたは同等品で、ケーブルを固定する。


    注釈!

    アースケーブルは、テープでリアクロスメンバー上のみに固定する。太いケーブルハーネスの横に固定してはならない。


72A
IMG-257676
72B
IMG-255771
72C
IMG-255772
 

全モデルに適用

図 A

  • 左リアホイールアーチの防音パネルの内側に、以前に接続したケーブルハーネスを配線し、車体の穴から出す。

  • キットからケーブルタイを取り出して、ヒューズホルダーのケーブルハーネスにケーブルを固定する。

図 B

  • 2個のクリップが外れるまで、Bピラーパネルの下端を引き出す。

  • 車両の前部に向かって、Bピラーパネル内部にケーブルハーネスを配線する。左側に沿って、フロアと防音パネルの前に、ドア開口の前端まで、ケーブルハーネスを配線する。

図C

  • フロアと防音パネルの内部で、Aピラーのわずか上方にケーブルハーネスを配線し、次に上に向かって斜めにエンドパネルの背後にある下の穴の中へ入れ、ダッシュボードに向かって通す。ダッシュボード上のスクリーンの取付位置まで、ケーブルハーネスを配線する。

  • 鋭い端やダッシュボード下の可動部分と接触しないように、ケーブルハーネスを配置する。

73
IMG-257644
 

    右ハンドル車に適用

  • ワイヤーを取り出し、エアダクト横のスクリーン用の穴に差し込む。グローブボックスの上に左側へ通し、ダッシュボードの左端から引き出す。

  • スクリーンから通したワイヤーに、ケーブルのコネクターをテープで巻き付けて固定する。

  • スクリーンの取付位置までケーブルを引き上げ、ダッシュボードの穴から出す。

74A
IMG-255774
74B
IMG-255775
 

図 A

    全モデルに適用

  • ケーブルが鋭い端と接触する箇所では、その部分にフォームまたは絶縁テープなどを巻き付ける。これは、ケーブルがこすり付けられて破損しないように保護するためである。

  • キットからケーブルタイを取り出して、図示のように、端の穴にケーブルを固定する。

図 B

    左ハンドル車に適用

  • キットからケーブルタイ2本を取り出し、図示のように、ダッシュボード内部で、既存のケーブルハーネスにケーブルを固定する。

75
IMG-255776
 

    全モデルに適用

  • ブラケットと一緒にスクリーンを取り出す。

  • スクリーンの左側ソケットに、配線済みのケーブルのコネクター (1) を接続する。

  • スクリーンの右側ソケットに、既存のケーブルのコネクター (2) を取り付ける。

  • スクリーンと一緒にブラケットを取り付け、ボルト6本で固定する。

76
IMG-256324
 

  • ラウドスピーカーグリルを再度取り付ける。

 

仕上げ作業

77
IMG-255778
 

仕上げ作業

手順77-78は左ハンドル車に適用

  • コンバインドインストルメントパネルを接続して取り付ける。

78A
IMG-257677
78B
IMG-256325
 

図 A

  • ステアリングコラムカバーのラバーシールと一緒にパネルを取り付け、8個のクリップを押し入れる。

図 B

  • ステアリングコラムカバーの前にパネルを押し入れる。

79
IMG-255784
 

全モデルに適用

  • Bピラーパネルの下部パネルを取り付ける。

80
IMG-255785
 

  • A-ピラーの下部パネルを再取り付けする。

81
IMG-255786
 

  • ドア開口部のラバーストリップを再取り付けする。

82
IMG-255787
 

  • フロントドアのシルトリムパネルを再取り付けする。

83
IMG-255788
 

  • ダッシュボードの端面パネルを再取り付けする。

84
IMG-255789
 

  • カーゴコンパートメントライトのコネクターを接続する。

  • カーゴコンパートメントにサイドパネルを再取り付けする。

  • 下端に4個のプラスチックナットを取り付け、上端に3個のクリップを取り付ける。

  • もう一方の側でも手順を繰り返す。

85
IMG-255790
 

  • 左リアドアのドア開口にシルトリムパネルを取り付ける。

86
IMG-255791
 

  • まず下側マウンティングに引っ掛け、次に確実に固定されるまで上端に押し入れて、サイドボルスターを取り付ける。

  • サイドボルスターのガイドにシートベルトを差し込む。

  • バックレストを立てる。

87
IMG-255792
 

  • 両側のシートクッションの下で、シートヒーターのコネクターを接続する。

  • シートクッションを所定の位置に押し下げる。

88
IMG-226734
 

  • まず上端のクリップ (1) に押し入れてから、内側のクリップ (2) に押し入れて、カーゴコンパートメントにシルトリムパネルを取り付ける。

89
IMG-226735
 

  • カーゴコンパートメント開口部のラバーストリップを再取り付けする。

90
IMG-255793
 

  • カーゴコンパートメントのカーペットを再取り付けする。

 
91
IMG-336901
 

  • バッテリーのマイナスリード線を再接続する。

92
IMG-336904
 


警告!

バッテリーを再接続した後の最初のイグニッションオン操作は、車両の外側に立った状態で、腕を車内に伸ばし、エアバッグの作動範囲を避けて行う。


  • イグニッションキーをポジションIIにする。

93
IMG-242268
 

  • VIDAのサービスインフォメーションに従って、アクセサリーの機能に必要なソフトウェア(アプリケーション)をダウンロードする。ソフトウェアの品番については、VIDAまたはアクセサリーカタログを参照する。

94
IMG-336903
 

    以下の手順で機能テストを行う。

  • リバースギヤに入れる。

  • RTIのスクリーンをオンにする。

  • スクリーンにメッセージ「環境のアップデート」が表示されるまで待つ。

  • スクリーンに表示される指示に従う。

  • イグニッションを10秒以上オフの状態にする。

  • イグニッションを再度オンにする。

  • RTIのスクリーンをオンにする。

  • スクリーンにサポートラインが表示され、ステアリングホイール動作に反応することを確認する。

95
 

シャシ番号0-47999の車両に適用

DVD(別個に購入)からソフトウェアをダウンロードする:

  1. バッテリー電圧が12 V未満であればバッテリーチャージャーを接続する。

  2. イグニッションをオンにする(スターターボタンを押したままにする)。

  3. NAVIを起動させる。

  4. ナビゲーションシステムのDVDプレーヤーにディスクを挿入すると、インストールが開始される。

  5. 指示が表示されたらENTERを押す。

  6. 「New SW found(新規SWが見つかりました)

    current SW(現在のSW): v0855

    new SW(新規のSW): v0856

    continue(続行します)」

  7. ダウンロードにはおよそ10分かかり、完了すると次のメッセージが表示される。

    「The disc in the DVD player can not be read. Please check the disc. If this happens again please have the system inspected at your nearest workshop.」(DVDプレーヤー内のディスクを読み取ることができません。ディスクを点検してください。こうした状況が再度発生したら、最寄のワークショップでシステムの点検を受けてください。)

  8. 地図ディスクを再挿入する。

  9. ダウンロードが成功したことを確認する。

  10. BACKを押す。

    「Settings(設定)」を選択する。

    「System options」(システムオプション)を選択する。

    「About」(バージョン情報)を選択する

    SWバージョンは0856以降である。


注釈!

車両に既に最新のソフトウェアがインストールされている場合には、次のテキストが表示される:

「The disc in the DVD player can not be read. Please check the disc. If this happens again please have the system inspected at your nearest workshop.」(DVDプレーヤー内のディスクを読み取ることができません。ディスクを点検してください。こうした状況が再度発生したら、最寄のワークショップでシステムの点検を受けてください。)