準備

準備

• 左右のリアホイールハウスの後端部にある4本のスクリューを取り外す。

• バンパーカバーの下端部にある2本のスクリューを取り外す。

• コーナーを外して、さらにバンパーカバーを後ろに引き、側部及びリアランプ下部にある5個のクリップを外す。

• 反対側でも同じ手順を繰り返す。

• テールゲート開口部の反対側にある3個のキャッチが外れるまで後ろに引いて、バンパーカバーを取り外す。

• 該当する場合は、パークアシスタンスのコネクターを取り外す。

• インパクトメンバー上部の緩衝材から、コネクター及びケーブルを外す。

• スクリューを取り外し、インパクトメンバー上部の緩衝材を取り外す。

• スクリューを取り外し、インパクトメンバーを取り外す。

ツインリアサイレンサー装備車両に適用する。

• サイレンサーの左右のリアマウンティングのスクリューを取り外し、サイレンサーを下げる。

シングルリアサイレンサー装備車両に適用する

• サイレンサーの左側のリアマウンティングのスクリューを取り外し、サイレンサーを下げる。

ツインリアサイレンサー装備車両に適用する。

• 左右にあるヒートデフレクタープレートのクリップを取り外し、サイレンサーの側にずらして、リアサイドメンバーの内側の穴にアクセスできるようにする。

シングルリアサイレンサー装備車両に適用する

• 左側にあるヒートデフレクタープレートのクリップを取り外し、サイレンサーの側にずらして、リアサイドメンバーの内側の穴にアクセスできるようにする。

図Aは、8気筒車、6気筒車、4輪駆動車に適用する

図Bはその他の車両に適用する

• センターサイレンサーの背後のフューエルタンク脇から、ボディのエキゾーストシステム用ラバーマウンティングを外す。

全モデルに適用

• サブフレーム前端の上側にある、ボディのエキゾーストシステム用ラバーマウンティングを外す。

• 次に、サイレンサー及びヒートシールドを斜めにして、ヒッチメンバーのマウンティングの穴にアクセスしやすいようにする。

• サイドメンバーの内側のエンボスの中心から後ろ側へ、ヒッチメンバー取り付け穴を覆っている保護テープ上で、70 mm (2 ¾")の距離を測定する。

• 保護テープを切断して、リア側の不要部分を廃棄する。

ヒッチメンバーの取り付け

ヒッチメンバーの取り付け

• 補強材が装着される、サイドメンバーの内側のプレート表面から、アンダーシールの飛沫やパテや泥を完全に除去する。

• サイドメンバーの内側の接触面が清浄か確認し、必要な場合は、ヒッチメンバーのサイドプレートが取り付けられる部分を清掃する。

• ヒッチメンバーをキットから取り出し、サイドメンバー後端の穴に、2枚のサイドプレートを挿入する。

• スクリュー及び補強バーをキットから取り出す。他の作業者に支えてもらい、ヒッチメンバーの位置を調節しながら、ヒッチメンバーの溶接ナットにスクリューを締め付ける。スクリュー及び補強バーを配置してトルク締めを行うには、サイレンサー及びデフレクタープレートを押し下げる必要がある。

• 両側のスクリューを交互に締め付ける。

スクリュージョイントの締め付け

• スクリューを90 Nm (66.5 lbf.ft.)で締め付け、60°で角度締めする。

  狭い場所でスクリュージョイントの角度締めを行う際には、分度器をトルクレンチに組み合わせて使用することができない。そのかわりに、6角形のスクリューヘッドを目安にして、回転角度を判断する。

スクリューヘッド(1)のフランジにマークを付ける。

補強バーに2個目のマーク(2)を付ける。

そしてスクリューを締め付けて、スクリューヘッドのマーク(1)を、補強バーのマーク(2)に合わせる。

全てのスクリューでこの手順を繰り返す。

ツインリアサイレンサー装備車両に適用する。

• ヒートデフレクタープレート及びサイレンサー用リアマウンティングを再取り付けする。マウンティングスクリューを50 Nm (37 lbf.ft.)でトルク締めする。

• シングルリアサイレンサー装備車両については、左側で同様の作業を行う。

図A

全モデルに適用

• サブフレーム前端の上側にある、ボディのエキゾーストシステム用ラバーマウンティングを再取り付けする。

図Aは、8気筒車、6気筒車、4輪駆動車に適用する

図Bはその他の車両に適用する

• センターサイレンサーの背後のフューエルタンク脇に、ボディのエキゾーストシステム用ラバーマウンティングを再取り付けする。

全モデルに適用

• 左右とも、インパクトメンバーの表面及びリアサイドメンバーの後端の図示の部分を清掃して、防錆剤P/N 1161682を塗布する。

• インパクトメンバーを再取り付けして、スクリューを48 Nm (35.5 lbf.ft.)で締め付ける。

• インパクトメンバー上部の緩衝材を再取り付けし、既存のスクリューを使用して締め付ける。

• インパクトメンバー上部の緩衝材に、コネクター及びケーブルを再取り付けする。

• バンパーカバーの外側にテープを貼付する(内側のマークの反対側及びバンパーカバー下部の最初のジョイントラインまで)。これは、ヒッチメンバー用の切り欠きを切断する際に、ノコギリの基部から塗装面を保護するためである。

• 既存のマークに従い、カットアウトを切り抜く。

  
  

  注釈！ バンパーカバーの塗装面を損傷しないこと。内側の隆起したエッジが残るように切断する。隆起したエッジが、切り欠きの境界となる。

  
  

• 目の細かいやすりでエッジを平らにする。

• バンパーカバー及びパークアシスタンス用コネクター(該当時)を再取り付けする。全てのキャッチがはまったか確認する。

• 既存のスクリューを使用し、バンパーカバーの端面を、ウィングライナーに締め付ける。

• 既存のプラスチックナットを使用し、バンパーカバーの下端部を締め付ける。

• バンパーカバーから保護紙を取り外す。