2006 R.H.D

取り付けインストラクション

Installation instructions, accessories
Volvo Car Corporation Gothenburg, Sweden
C70 2006
C70 (06-) 2006

インストラクションナンバーグレードパーツ ナンバーClick to download PDF-version of this Installation Instruction
306338271.330633682
フロントパーキングアシスト




装備
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概要

  • 取り付けを開始する前に、作業説明書をすべて熟読する。

  • 通知及び警告文は安全のためであり、取り付け時に何かを破損する可能性を最小限にとどめるためである。

  • 取り付けを始める前に、作業手順に記載されているすべてのツールが利用可能であることを確認する。

  • 手順のいくつかのステップは、画像のみで表されている。複雑なステップについては、説明文も記載されている。

  • インストラクションまたはアクセサリーに関して問題がある場合、最寄りのボルボディーラーに連絡する。

  

注釈!

これらの取り付け説明は、左ハンドル車に適用する。右ハンドル車への取り付け時には、作業内容の一部が左右逆(対称)になる。なお、作業内容が異なる部分については、右ハンドル車用の説明文または図も記載されている。


1
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  • クレードルを清掃する。

  • 使用するもの: イソプロパノール

  • 乾燥させる。

  • 清掃した面に接触しないようにする。

2
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  • 図示されている表面に活性剤を薄く均一に塗布する。10分以上乾燥させる。

  • 活性剤(8637076)を使用する。

3
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  • イグニッションキーをポジション0にする。


注釈!

コネクターの切り離しまたは他の電気装置の取り外しを行う場合、1分以上待ってから作業を始めてください。


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  • パネルを取り外す。

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  • 右フロントドアから、シルトリムパネルを取り外す。まず、シルトリムパネルの前端を引き外し、そのクリップを外す。次に、その下にある残りのクリップが外れるまで、後方に向かって引き外す。

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  • バックレストのキャッチが外れるよう上端の部分でまっすぐに引き出し、そのまま真上に引き上げる。

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  • リアシートクッションを外す(クッション外縁部を後方に押してから、外側のフックが外れるように上方へ引っ張る)。

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  • 内側のフックが外れるように、クッションの中央をまっすぐ持ち上げる。

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  • スクリューを取り外す。

  • パネルをサイド側へまっすぐに引き出す。

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  • トランクリッド/テールゲートを開く。

  • カーゴコンパートメントのディバイダーを持ち上げる。

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  • ディバイダーの両側から、カバーを取り外す。

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  • ディバイダーの両側から、2個のナットを4回転緩める。

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  • ディバイダーを少し下げる。

  • ディバイダーの両側から、3個目のナットを4回転緩める。

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  • ディバイダーを完全に下げる。

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  • クリップからワイヤーフレームを外す。

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  • 左右両側で、ケーブルタイなどで、ディバイダーのアーム2本を固定する。

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  • アームをつかんで持ち上げ、ディバイダーを取り外す。

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    取り外し:

  • カバー

  • スペアタイヤ(装備されている場合)

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  • スクリュークリップを取り外し、アイレットを使用してねじをしっかり締めつける。

    ツールボックスを装備した車に適用する。

  • ツールボックスからツールを取り外す。

    取り外し:

  • スクリュークリップ

  • スクリュー

  • ツールボックス

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  • フロアから、ボルト3本と荷物固定アイを取り外す。

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  • ウェザーストリップツールを使用して、カバー及びウェザーストリップをこじり、トランクリッドのストップ用カバーを取り外す。

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  • ドライバーで上部のキャッチ2個を押して、電球2個を取り外す。

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    カーゴコンパートメントに緊急リリースハンドルを装備した車両に適用する。

  • アイからピンを押し出して緊急オープンハンドルを取り外し、ワイヤーを外す。

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  • シルモールディングのボルト2本を取り外す。

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  • クリップが外れるまで、シルモールディングを取り外す。

  • 接続部を外さずに、シルモールディングを脇に置く。

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  • カーゴコンパートメントのカーペットを取り外す。

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  • ルーフのストップブレースからゴムストップを取り外す。

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  • ルーフのストップブラケットとボルトとの相対位置にマーキングを付ける。

  • ボルトとルーフのストップブレースを取り外す。

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  • ウェザーストリップツールをカーペットとロックの間に挟み込み、ロードディバイダーのロックを取り外す。

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  • 右側から、ボルトと荷物固定アイを取り外す。

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  • ストップブレースのカバーを取り外す。

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  • ルーフのストップブラケットとボルトとの相対位置にマーキングを付ける。

  • ボルトとルーフのストップブレースを取り外す。

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  • サイドパネルのクリップ4個を緩める。

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  • サイドパネルを前方にあるストップラグから外し、シーリングストリップから外れるように外側及び上方に引き出して、サイドパネルを取り外す。

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  • バンパーの外面を清掃する

  • バンパーの中央部に、保護用の裏紙を貼り付ける。

  • 穴を空ける部分には、十分な注意を払う。保護用の裏紙は、あとでセンサーに塗装する際に、マスキングの役割も果たす。

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  • 左右両側のヘッドランプウォッシャー用ノズルのカバーを取り外す。カバーは慎重につかむようにする。キャッチに手が届くようになるまで、カバーを引き出す。

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  • キャッチを押し上げて、カバーを外す。塗装面やウォッシャーノズルを破損しないようにする。

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  • クリップ(1)の中央部を押して取り外す。スクリュー(2)を取り外す。

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  • エアバッフルのスクリューを取り外す。

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  • エンジンスプラッシュガードを固定しているスクリューを取り外し、スプラッシュガードを取り外す。

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  • 左右両側のウィングライナーで、バンパーカバーを固定しているスクリュー5本を取り外す。

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  • バンパーの左右の端を外す。

  • バンパーを内側からつかみ、前方に引いてヘッドランプ下の2つのホルダーを外す。

  • バンパーを取り外し、フォグランプのコネクターを外して、バンパーを塗装面を傷つけないような場所に置く。


ヒント

バンパーの取り外しは、2人で行うとより簡単に行える。


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  • バンパーケーシングの内側にあるマーキングの位置を確認する。

  • Ø 3mm (1/8")径のドリルビットを使用して、マーキングの中心に下穴を空ける。

  • 内側から穴を空ける。Ø8mm(5/16")径のドリルビットを使用する。

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  • 一時的にバンパーを車両に取り付ける。バンパーカバーのインナーホールを通して、対応する穴をメンバー(エネルギー吸収材)に付ける。

  • 車両からバンパーを取り外す。

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  • メンバーのマーキング(1)の位置を確認する。

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注釈!

2種類のメンバーがある(エネルギー吸収式)。


    フォームメンバー(EPS):

  • メンバーの穴マーキングの右側35 mm(1 3/8")のところに、マーキングを付ける。

  • マーク4箇所にて、深さ45 mm(13/4")までフォームにドリルで穴を空ける。Ø44 mm(1 3/4")径のホールドリルビットを使用する。フォームの屑を取り除く。

    プラスチック製メンバー:

  • メンバーの穴マーキングの右側35 mm(1 3/8")のところに、マーキングを付ける。

  • マーク4箇所でメンバーの外側のみに穴を空ける。Ø 44 mm (1 3/4")のホールソーを使用する。

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  • メンバーに、ケーブルハーネス用に2箇所のカットアウトを切り取る。カットアウトは、幅25mm(1")、深さ15mm(9/16")にする。

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  • 穴パンチツール(P/N 9814069)を使用して、バンパーカバーに穴を開ける。穴パンチツールのスリーブとボルトは、カバーの内側に来なければならない。

  • 必要ならば、内側のバリを除去する。

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  • 穴の周辺部と内側の縁を清掃する。

  • 使用するもの: イソプロパノール

  • 乾燥させる。

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  • 穴を空けるときにできた縁の部分にプライマーを塗布する。

  • 清掃したプラスチック表面にプライマーを薄く均一に塗布する。


    注釈!

    ケーシングの内側には塗布しない。


  • プラスチック用接着プライマー(P/N: 31335448)を使用する。


ヒント

プライマーを缶のキャップ内に吹き付けて、ブラシで塗布する。



注意!

塗装する前に、+20°C以上の温度で10分間乾燥させる。



注釈!

スプレー缶に記載されている説明も読む。


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  • 穴の周辺部(センサーホルダーよりも少し広い範囲)に活性剤を薄く均一に塗布する。


    注釈!

    穴の縁の部分には塗布しない。


  • 10分間以上乾燥させる。

  • 活性剤(8637076)を使用する。

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  • キットからフォームテープを4枚取り出す。

  • テープから茶色の保護フィルムを剥がし、ホルダーの前面にテープを貼り付ける。

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  • 清掃した面にプライマーを塗布する。プラスチック用接着プライマー(P/N: 31335448)を使用する。


注意!

塗装する前に、+20°C以上の温度で10分間乾燥させる。



注釈!

スプレー缶に記載されている説明も読む。


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  • センサーを清掃する。イソプロパノールを使用する

  • 乾燥させる。

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  • ガラスペーパー(P1000)を使用して、表面を慎重に研磨する。

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  • 再度センサーを清掃する。

  • 使用するもの: イソプロパノール

  • 乾燥させる。

  • 清掃した面に接触しないようにする。

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  • 清掃したプラスチック表面にプライマーを薄く均一に塗布する。


    注意!

    センサーの中央部は塗布しない。


  • プラスチック用接着プライマー(P/N: 31335448)を使用する。


ヒント

プライマーを缶のキャップ内に吹き付けて、ブラシで塗布する。



注意!

塗装する前に、+20°C以上の温度で10分間乾燥させる。



注釈!

スプレー缶に記載されている説明も読む。


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  • センサーホルダーに貼り付けたテープから、保護フィルムをはがす。

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  • - フランジの小さな部分を上に向けて、センサーホルダーを取り付ける。センサーホルダーの上端は、バンパーと水平に一直線上に並んでいなければならない。

  • テープが接着できるように、各センサーホルダーのフランジを押し入れる。


    注釈!

    テープは直ちに接着する。センサーホルダーの位置が正しくないと、センサーは、全く機能しない、又は部分的に機能しなくなる恐れがある。


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  • イソプロパノールを使用して、図示されている箇所を清掃する。

  • 乾燥させる。

  • 活性剤(P/N:8637076)を塗布する。

  • 乾燥させる。

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注釈!

左ハンドル車両においては、大きい灰色のコネクターが右側に来るようにし、右ハンドル車両においては左側に来るようにする。


  • ケーブルハーネスをカバー内に配置する。

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  • ケーブルハーネスコネクターを、センサーに接続する。


    注釈!

    接続するとカチッという音が聞こえるはずである。音がすれば、キャッチがロックしたということである。


  • センサーホルダーにセンサー3個を取り付け、しっかりと固定する。


    注釈!

    左アウターセンサーは大まかに置き、まだ所定位置にはめ込まない。


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  • マーキングされている箇所にブチルテープを貼付する。

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  • ブチルテープを使用して、2個の中央センサーの側に最初のケーブルハーネスを貼り付ける。

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  • ブチルテープで、残りのケーブルハーネスを固定する。左側から作業を始める。

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注釈!

ケーブルハーネスがいずれの可動部品にも横たわっていないこと、また熱源に近すぎていないことを確認する。


  • キットから短いケーブルハーネスを取り出す。

  • ケーブルハーネスからテープで固定されているコネクターを取り外す。

  • ヘッドランプ下の緩んだ端子の先端を引っ張る。

  • そのままケーブルハーネス(1)を車両の右側に沿って、エキスパンションタンク下を通すように、カウルパネルまで引っ張る。

  • ケーブルを配線する(損傷や磨耗が起こらないよう隠して設置する)。タイストラップを使用して、ケーブルハーネスを動かないように固定する。

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  • フロアーカーペットを固定しているクリップを外す。

  • 内部にあるバルクヘッドパネルに手が届くように、フロアマットを折り畳んでおく。

  • カーペットに折りシワが付かないよう注意する。

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  • ゴム製グロメットの穴を断熱パネルの下側に設置する。

  • 断熱パネルに開いている穴のちょうど上から、穴の中央部へ向かって小さな切り込みを入れていき、まっすぐ下へ引く。

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  • カーペットタブを片側へ押し、カウルパネルのゴム製グロメットに手が届くようにする。

  • ゴム製グロメットを取り外す。

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注意!

燃料式パーキングヒーター搭載車両に適用する。取り付け穴の位置をマーキングする際は、水ポンプの水平接続部に付いているクーラントホースを損傷しないよう保護する。


  • 穴のマーキングとして、断熱材からエンジンルームに貫通する穴を空ける。

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  • 車を持ち上げる。

  • 断熱材にラバーグロメットのサイズよりも約20 mm(25/32")大きい穴を切り取って空ける。

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  • キットからラバーグロメットを取り出し、小さいラバーニップルの上部を切り落とす

  • ゴムグロメットを潤滑する。低温グリース(P/N 1161417)を使用する。

  • ケーブルハーネスにゴム製グロメットを通す。

  • ケーブルハーネスを穴に通し、ゴム製グロメットを穴へ押し入れてしっかりと密閉する。

  • エンジンコンパートメントに正確な長さだけ残るように、ケーブルハーネスを引っ張る。

  • ケーブルハーネスの加熱ホースがラバーグロメットに接触していることを確認し、タイストラップで固定する。

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  • 車両を持ち上げる。

  • テープで固定されているコネクターからキャッチを取り外す。

  • 既に配線されているケーブルハーネスの端子を下記のようにコネクターに接続する。

  1. 青(BL)

  2. 緑 (GN)

  3. 紫(VO)

  4. 黄 (Y)

  5. 白(W)

  6. 黒(SB)

  • コネクターのキャッチを押し戻す。

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  • キットから長いケーブルハーネスを取り出し、コネクターへ接続する。

  • Aピラーの下端からケーブルハーネスを引っ張り、シルのさらに後方へ通していき、カーペットの下に配線する。

  • カーペットを折り返し、クリップを所定の位置で締め付ける。

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  • フロアカーペットとシルの間にケーブルを配線する。挟まれたり破損させない位置に、ケーブルを配置する。

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左ハンドル車に適用する。

  • 既存のケーブルハーネスに沿って、カーゴコンパートメントに向かって後方へ、ケーブルを配線する。

  • ケーブルが挟み込まれたり、損傷されたりしないように配置する。

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右ハンドル車に適用

  • ケーブルを車両右側に配線し、さらに、既存のケーブルハーネスに沿って、カーゴコンパートメントに向かって後方へケーブルを配線する。

  • ケーブルが挟み込まれたり、損傷されたりしないように配置する。

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全モデルに適用する。

  • 車両のケーブルハーネスに沿ってケーブルを配線する。

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  • 配線したケーブルをパーキングアシスタンスモジュール (PAM) の中央の接続部に接続する。


注釈!

コネクターが所定位置にはまり、しっかりと取り付けられていることを確認する。


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注釈!

センサーの塗装する面には手を触れない。


  • 左アウターセンサーのケーブルを横に垂れ下がったままにしておく。まだ固定しない。

  • バンパーを車両に押し付けて保持し、センサーケーブルのコネクターを車両のコネクターに接続する。

  • メンバー(1)に組み立てたコネクターを固定する。コネクターの各側にタイストラップを使用する

  • バンパーカバーを正しい位置にスライドさせる

  • 車両の下から、取り付けていないセンサーを、センサーホルダーに押し入れる。

  • フォグランプのコネクターを取り付ける。

  • 取り外しと逆の手順でバンパー及びエンジンスプラッシュガードを取り付ける。

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  • 車両と同じ塗装コードの塗料でセンサー及びホルダーを塗装する。

  • ボルボタッチアップペイントを使用する(ベースコートのみを使用する)。

  • ボルボ2-Kワニス(P/N:31335447)を使用する。


注釈!

スプレー缶に記載されている説明を読む。厚紙などを使用して、周辺のパーツに塗料が付着しないようにする。


  • 塗料が乾燥したら、保護用の裏紙をはがす。

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  • 外したコンポーネントを取り外しと逆の順序で取り付ける。

  • 荷物固定アイ。締め付けトルク: 24 Nm(17 lbf.ft.)

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  • VIDAのサービスインフォメーションに従って、アクセサリーの機能に必要なソフトウェア(アプリケーション)をダウンロードする。ソフトウェアの品番については、VIDAまたはアクセサリーカタログを参照する。